小芝風花、津田健次郎、浪川大輔、下野紘ら、『ツイスターズ』日本語吹替版キャストに決定
8月1日に公開される映画『ツイスターズ』の日本語吹替版声優として、小芝風花、津田健次郎、浪川大輔、下野紘、瀬戸麻沙美、青山穣、田中美央、朴璐美、江口拓也、伊東健人、菊池こころ、仲村宗悟、八十川真由野の出演が発表された。 【写真】『ツイスターズ』でタイラーの声を演じる津田健次郎 本作は、『ジュラシック・ワールド』の製作陣が手がけたアクションアドベンチャー。第93回アカデミー賞で6部門にノミネートされた『ミナリ』のリー・アイザック・チョンが監督を務めた。 地球が生んだ最強モンスターの巨大竜巻<ツイスターズ>が群れをなして襲来。トラウマを抱えた気象学の天才・ケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)、命知らずの竜巻チェイサー・タイラー(グレン・パウエル)ら知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが、無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”を企て立ち向かっていく。 本作の日本語吹替版では、デイジー・エドガー=ジョーンズ演じるケイトの声を小芝、グレン・パウエル演じるタイラーの声を津田がそれぞれ担当する。 小芝が演じるケイトは、巨大竜巻に立ち向かう寄せ集めチームのひとりで、竜巻にトラウマを抱えながらも、友人からの依頼で竜巻破壊計画に協力することになる気象学の天才。『くるみ割り人形と秘密の王国』(2018年)以来、2度目の海外映画の吹き替えに挑んだ小芝は「自分のお芝居の感覚とは違うので、すごく難しくて。アフレコ経験のある役者さんに、『出ている役者の芝居に徹底する。自分を消すことが一番大事』というアドバイスを頂いたので、なるべく目で見て耳で聞いて、吐息なども意識して演じました」と、真摯に吹き替えに挑んだことを明かした。そして自身が演じるケイトについて、「みんなを救うために巨大竜巻に立ち向かう、ヒーローのような存在なんです。覚悟を決めた時の表情が勇ましいだけではなくて、過去のトラウマを持ち合わせていながらそれでも巨大竜巻に挑む姿が、より勇敢に感じられる女性です」と魅力を語った。 一方、津田が演じるタイラーは、幼少期に目の当たりにした竜巻に魅了され、以来竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届けることに命を燃やす竜巻チェイサー。津田はタイラーを演じる上で意識したポイントについて、「ただ無茶するだけではなく、竜巻の知識も持ち合わせながら、そこに果敢にチャレンジしていくアツい男です。“いい人”というわけではないのですが、根はすごく明るくて“いいやつ”なので、そういった彼の持つバランスがうまい具合に魅力的に伝わるといいなと思って意識しました」とコメント。さらに劇中で描かれるタイラーの活躍に虜になったそうで、「何よりも楽しそうで、竜巻と戦う恐怖心も当然ある中、自分が望んでやっていることを一筋に貫くところが魅力的でした。自分ももっとお芝居を一生懸命頑張ろうという思いにさせてくれました」と影響を受けたことを明かした。 本作では、炎をまとった竜巻や、双子の竜巻、闇夜に忍び寄る竜巻など、地球が生んださまざまな竜巻が群れを成して襲来するが、2人はアフレコ時からそんな数々の巨大竜巻の猛威に圧倒されたそう。小芝は「大迫力でした! 富士山よりも大きな竜巻が群れになって襲い掛かってきて…すごい迫力にワクワクしました。特に双子竜巻がすごかったです! そもそも竜巻って1つですごく迫力があるのに、それが2つもあって。モンスター級の竜巻がたくさん出てくるので、映画館の大スクリーンで観ないともったいないと思います!」と、印象に残った竜巻とその威力を力説。津田も「炎をまとった竜巻には圧倒されましたね。車や建物までものすごい力で破壊していくので、それはそれは凄まじい竜巻でした。竜巻との戦いがベースではありつつ、人間同士のつながりに大きなドラマもあって、非常にエンターテインメント性のある作品になっています」と、竜巻だけではない本作の見どころを語った。 さらに、ケイトの学生時代の友人であり、現在は竜巻リサーチ会社のCEOとして竜巻の研究に励んでいるハビ役を、『ハイキュー!!』及川徹役などの浪川が担当。また、竜巻チェイサーとしてタイラーとともに竜巻を追うチームメンバーのブーン役を『鬼滅の刃』我妻善逸役などで知られる下野、リリー役を『怪獣8号』亜白ミナ役の瀬戸、ベン役を『モンスターズ・インク』ランドール役の青山、デクスター役を『ドクター・ストレンジ』に出演する俳優ベネディクト・ウォンの吹き替えを担当する田中、ダーニ役を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのガモーラなどの吹き替えで知られる朴がそれぞれ演じる。 そして、ハビとともに竜巻リサーチに励むスコット役に『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャー役の江口、ケイトが学生時代にともに竜巻を研究した仲間のジェブ役を『推しの子』『アイドルマスター SideM』の伊東、アディ役を『ちびまる子ちゃん』のまる子役を引き継いだ菊池、プラビーン役を映画『THE FIRST SLAM DUNK』の主人公・宮城リョータを演じた仲村が担当。また、ケイトの母親キャシー役を、数多くの海外作品で吹き替えを担当している八十川が担う。 あわせて公開された日本語吹替版本予告では、小芝や津田をはじめ、日本語吹替声優陣の演技が収められている。
リアルサウンド編集部