東京・立川市の住宅街にサル、栃木・日光市の小中学校敷地内にクマ 出没相次ぐ
「ツキノワグマだ」 24日に職員室から撮影された映像には、この小中学校の敷地内に出没したツキノワグマが映っていました。 体長約1メートル。クマは軽々と木に登ると、約40分もの間、サクラの木になる“サクランボの実”を食べたということです。当時校舎には、児童や生徒、教職員が約30人がいました。 中宮祠小中学校 旭山晴美中学校教頭 「クマはこんな近くに来ることなかった。『屋外に絶対に出ないでください』『窓の鍵を閉めてください』と」
しかも、クマが現れたのは1度だけではありません。同じ日(24日)の午後、再び学校に。午前午後あわせて約2時間もの間、学校の敷地内に居座りました。 クマ目撃情報が相次ぐ日光市。日光市内では25日も小中学校近くの山林や、中禅寺湖のそばにあるホテルにクマが出没。さらに26日に新たに、「竜頭の滝」近くにも現れ、周辺の施設が休園する事態になりました。 この状況に学校は… 中宮祠小中学校 旭山晴美中学校教頭 「(保護者の)車から降りてすぐに学校に入れるように職員も見守っている」 保護者の送迎や、当面は体育の授業を体育館で行うということです。