東京・立川市の住宅街にサル、栃木・日光市の小中学校敷地内にクマ 出没相次ぐ
日テレNEWS NNN
26日、東京・立川市の住宅街にサルが現れました。人の姿を見ても逃げ出さない野生動物の出没が、各地で相次いでいます。栃木の日光市では小中学校の敷地などにクマが出没し、厳戒態勢が敷かれています。
26日午後、『news every.』が撮影したのは、道端にいた“野生のサル”。周りには報道陣が集まりましたが… 『news every.』(東京・立川市) 「堂々と人目を気にせずに座っています」 お構いなしに足を伸ばしたり、毛繕いしたり。人を恐れる様子はまったくありません。場所は、約19万人が暮らす東京のベッドタウン・立川市です。 市担当者 「付近にサルが出現していますので戸締まり、 窓をしめるようお願いします」 近隣住民 「引っかかれると痛いですよね。動物の爪怖いから」 “珍客”に困惑する住民。サルは少なくとも45分間、居座り続けました。
26日に相次いで立川市内で目撃されたサル。民家の庭で柿の実をほおばる様子や、別の民家の庭では、子供用のプールの前に出現。すると、水の中に顔を入れました。 写真を撮影した人は… 撮影者 「そこからポンとここに降りてきて、そのままプールもいじって、こっちのプールでお水飲んで、そこのブルーべリーをパクパク」 なんとサルは、プールで遊ぶだけでなく、庭で育てていた果実をパクり。 撮影者 「遠くから見てる分にはかわいいけど、何かあったら怖いなとは思いました」 市や警視庁は、サルを見かけても近づいたりしないよう注意を呼びかけています。 ◇ 野生動物の出没に困惑する街。サルが当たり前のように姿をみせる栃木県日光市。26日の児童・生徒の下校の時間の光景は、いつもと違っていました。 ランドセルには鈴。保護者が学校まで子供を迎えに来ていました。“厳戒態勢”の学校。そこでは… 中学生(日光市立中宮祠小中学校) 「上から木のところに見えた、クマが。『あ、クマだ!』って」