「転覆も考えた」乗客語る 緊迫のジェット船 激しい揺れが… 海上の22時間
激しい揺れが続く中、出港から約11時間後には、海上保安庁からヘリコプターで支援物資が届き、おにぎりや飲み物が配られたといいます。 漂流したジェット船の乗客 「船の方が(子供の)おむつ替えたり、散歩連れて行ってくれたりして」 「周りの人もいい人だった」 そして、ようやく… アナウンス(伊豆大島 岡田港 午前5時半ごろ) 「長い船旅でございました。誠にご迷惑おかけしまして心よりおわびを申し上げます」 出港から22時間。伊豆大島の港に到着したジェット船。 船を下り、受け入れ先の宿泊施設に向かっていた家族に話を聞きました。 ──無事についてどう? 「安心しました」 ──この後は? 「予定通り新島に向かって」 ホテルで一度、休憩をはさみ、その後はホテルを出て、本来の目的地の新島へと向かっていきました。 ◇ 海上保安庁は、今回の事故の原因について詳しく調べています。 (7月25日放送『news zero』より)