【危険】カラスに“餌付け”で住民困惑 繁殖期で凶暴化・ふん害なども…「あげないと餓死しちゃう」
繁殖期を迎えて、カラスが“凶暴化”しています。 「めざまし8」が訪れたのは、神奈川県藤沢市の鵠沼(くげぬま)海岸。サーフィンや砂遊びなどで賑わう一方で、目に入ってきたのは、塀の上に一列に並ぶカラスの姿。 【画像】危ない!取材中、カメラに向かって飛んでくるカラス 各地のカラスの様子はこちら 上空には、複数のカラスが縦横無尽に飛び回り、浜辺では小魚に群がっています。 50代男性: 来た瞬間に30羽くらい砂浜にいたりして、一気に飛びだったりすると、想像で思っているよりも、近くで見るとカラスがデカくて。(くちばしも)鋭くて、もしもつつかれたりとか…近づくと怖いですね…。 さいたま市の繁華街でも、清掃業者が作業中にも関わらず、ゴミ収集車に集まる複数のカラスが。人を気にする素振りも見せません。 取材スタッフ: ゴミ収集車の付近にかなりのカラスが集まっています、人が近くを通っても逃げませんね。
「餓死しちゃう」カラスに餌付けする男性
繁殖期を迎え、攻撃的になることもあるというカラス。そんなカラスが集まって地元住民を悩ませている場所があるといいます。 千葉県千葉市中央区の、県庁に近い広場。 取材スタッフ: 目の前の広場には、大量のカラスがいます。レンタルサイクルがある場所なんですが、カラスがいたのでしょうか?ふんなどが落ちていますね。 スタッフが数えただけでも、15羽以上のカラスが広場に集まっています。 なぜ、これほどまでにカラスが集まっているのか?調べてみると、カラスたちは誰かがまいたとみられる“もやし”を食べています。 そんな中、30羽以上のカラスが集まっている場所がありました。 傍らにいる男性に声をかけてみると…。 カラスに餌付けをしている男性: 餌をあげたりしているんだけどね。もう毎日。5年間も。俺より前に人がやっていたけど、みんなやらなくなった 毎日、自宅から1時間ほどかけてこの広場に訪れ、カラスに餌やりをしているという男性。 ――なぜ餌付けを? カラスに餌付けをしている男性: きっかけは…“かわいそう”。今の時代生まれてきてね。本当に自然がなくなっちゃって、本当に大変だろうってなって。生きるのにね。いろんなもんやっているけど、体にいいもの。(餌代は)結構高くついちゃうよね。大体年にしたら、数十万かかって。年に数十万。 ――餌をあげる行為を怒る人もいるのでは? 「やめろー」とか結構言われたけど、やっぱり欲しがるんだから。相手が。 あげないと餓死しちゃうっていう観念があるから。欲しがるうちは、やらないとっていう使命感。