お隣さんが年末年始に海外旅行へ行くそうです。わが家は海外へ行くお金なんてないのですが、年末年始の海外旅行はどのくらいの金額がかかるのでしょうか?
周囲の人が年末年始に海外旅行へ行くと聞くと、「わが家にはそんな余裕はない…」と感じる方も多いかもしれません。実際に年末年始の海外旅行はどのくらいの費用がかかるのか、気になる人もいるでしょう。 本記事では、目的地ごとの旅行費用の目安や、費用を抑えるポイントをご紹介します。少しの工夫で、手が届く海外旅行もあるかもしれません。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
年末年始の海外旅行はどのくらいの費用がかかる?
年末年始は、1年のなかでも旅行需要が最も高まる時期です。そのため、航空券や宿泊費が通常よりも高くなる傾向があります。特に12月23日~1月3日頃はピークとなり、通常の2倍以上の費用がかかることもあります。 それでも、目的地や予約時期によって費用は大きく変わるため、「行きたいけれどお金が心配」という方でも工夫次第で手が届く海外旅行は可能です。
目的地別:年末年始の旅行費用の目安
年末年始の海外旅行費用は、目的地や移動距離、宿泊施設のランクによって大きく変わります。アジアの近場であれば比較的安価に抑えられる一方で、ヨーロッパやアメリカなどの長距離路線は費用が高くなりがちです。ここでは、目的地ごとにかかる旅行費用の目安を紹介します。 1.アジア近隣諸国(韓国、台湾、東南アジアなど、3泊4日) 航空券+宿泊費:一人当たり 10~25万円程度 比較的近いアジア圏は航空券が安価なことが多く、短期間で楽しめる点が魅力です。例えば、韓国や台湾は飛行時間が3~4時間程度なので行きやすいでしょう。 2.ヨーロッパやアメリカ(長距離路線、7泊8日) 航空券+宿泊費:一人当たり 30~60万円程度 航空券だけでも20万円を超えることが一般的で、宿泊費や現地での食事、移動費を合わせるとかなりの金額になるでしょう。特に、クリスマスシーズンのヨーロッパは人気が高く、費用も上がりやすいです。 3.ハワイ・グアム 航空券+宿泊費:一人当たり 20~40万円程度(ハワイ、4泊5日)、18~22万円程度(グアム、3泊4日) リゾート地として年末年始に人気のハワイやグアムは、日本の主要都市から直行便が運航されており、アクセスが良好です。特にグアムはハワイに比べて距離が近く、フライト時間が短いため、航空券の価格もハワイに比べて安く抑えられます。ただし、需要が高いため早めの予約が重要です。