阿部新体制のキーマンに? 巨人、今季要注目の戦力6人
カイル・ケラー
・投打:右投右打 ・身長/体重:193cm/92kg ・生年月日:1993年4月28日 ・経歴:サウスイースタンルイジアナ大 - マーリンズ - エンゼルス - パイレーツ 今季阪神タイガースから加入したカイル・ケラー。最重要課題となっているリリーフ陣の救世主となり得る存在だ。 2019年にメジャーデビューすると、2021年は防御率6点台と振るわなかったが、32試合に登板。メジャー通算44試合登板の実績を引っ提げて、2021年オフに阪神に加わった。 NPB初年度は開幕から1週間で二軍降格となったが、再昇格後は安定した投球を披露。最終的に同年は34試合登板、3勝2敗3セーブ5ホールド、防御率3.31とまずまずの数字を記録。 昨季は家庭の事情で8月に離脱となったが、27試合の登板で1勝1セーブ8ホールド、防御率1.71の好成績をマークした。 同年オフに自由契約になると、読売ジャイアンツへの移籍が決定。勝利の方程式に加わり、ブルペンを支える活躍が期待される。
門脇誠
・投打:右投左打 ・身長/体重:171cm/76kg ・生年月日:2001年1月24日 ・経歴:創価高 - 創価大 ・ドラフト:2022年ドラフト4位 今季は開幕から正遊撃手を任される見込みの門脇誠。内野の根幹をなすだけに、昨季以上の活躍が求められる。 創価大から2022年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから開幕一軍入りすると、シーズン後半には坂本勇人から遊撃のポジションを奪った。 最終的に同年は126試合出場、打率.263(規定未満)、3本塁打、21打点、11盗塁と新人らしからぬ好成績をマーク。 また、遊撃では65試合の出場ながら、ゴールデングラブ賞に輝いた木浪聖也(阪神タイガース)、長岡秀樹(東京ヤクルトスワローズ)を上回る守備率.991と秀でた数字を残した。 阿部慎之助監督は早くも門脇の遊撃手固定を明言。その一方、“2年目のジンクス”という言葉があるように、プロ2年目に成績を落とす選手も少なくない。 遊撃のバックアップがやや乏しいチーム状況だけに、門脇の活躍がチームの命運を握ることになりそうだ。