嘉永泰斗「初手で北日本の後ろ攻めは意外だった」、佐藤慎太郎「せめて2、3着に入らないと」/いわき平競輪G3・決勝後4~9着コメント
いわき平競輪の「開設73周年記念・いわき金杯争奪戦(G3)」は28日、最終日が終了した。12レースのS級決勝を走り4着~9着に入った選手に話を聞いた。(町田洋一)
4着 佐藤慎太郎
せめて2着、3着には入らないといけない展開。応援してくれたファンには申し訳ない。突っ張りだと、2個のラインがサラ脚で飛んでくるので、今日は後ろ攻めの作戦。今後を見据えてバリエーションを増やすのも良いことなので。
6着 神田紘輔
あそこまで行くのだから、窓場君が強かった。車番が悪いし、後ろより前と言う感じだった。バックで伊藤君とバッティングしたので、きつかった。準決のレースは技量不足だし反省している。古性君の後ろを回った時に、もっと余裕を持って仕事をやらないと。今まで抜いたことがなかったので、焦りすぎた。
7着 井上昌己
庸平も、熊本勢と別で気迫が凄かった。九州4人で腹を割って話せたことは、今後に繋がると思う。自分は内に慎太郎さん、外に窓場君もいて、対処が甘かった。あれで外の窓場君をどかせれば、庸平も2着だったと思う。その辺りの追走技術ですね。
8着 嘉永泰斗
初手で北日本が後ろ攻めになったのは意外だった。新山さんのジャンカマシは掛かっていたし、ホームで行ったけど併された。旭は、自分と戦法が似ているから、よりきつく言ってしまう。2段駆けをやるのは簡単かもしれないが、それでは、旭を含めて、みんなが成長しない。しっかり、みんな自分のスタイルを確立して、九州のラインの底上げになれば良いと思っている。若い子も増えてきたし、そこは自分もしっかり見せていかないといけない。
9着 新山響平
前受けから突っ張りの作戦はなかったし、見ての通りで後ろ攻め。今日は、それが一番良いと思った。だけど、思った以上に早く失速した。地元の新田さんが優勝してくれたし、それは良かったと思う。S班の選手として、次の岐阜の全日本選抜も責任を持って走りたい。