路上生活者切り付けられる 名古屋駅前、容疑の男逮捕
28日午前10時半ごろ、名古屋市中村区椿町のJR名古屋駅前で、路上生活する男性（64）が、包丁で首を切り付けられた。軽傷で命に別条はない。愛知県警中村署は、殺人未遂の疑いで自称占い師の若杉二朗容疑者（65）＝同市北区＝を逮捕した。「間違っています」と容疑を否認している。2人は面識があるという。 署によると、通行人が現場付近でけがをしてうずくまっている路上生活者（ホームレス）の男性を発見、最寄りの交番に申告した。 同日午後、警察官が中村区椿町内で容疑者を見つけた。署は現場に残されていた文化包丁1本を押収した。経緯を調べている。
