クヴァラツヘリア代理人の「移籍したい」発言に…ナポリが怒りの声明「決めるのはナポリだ!」
ナポリは、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアに関する声明を発表した。 2022年夏にナポリへ加入すると、昨季はセリエA34試合で12ゴール13アシストと目覚ましい活躍を見せて33年ぶりの優勝に大きく貢献したクヴァラツヘリア。今季も34試合で11ゴール8アシストと結果を残していたが、チームが10位と低迷したこともあって今夏の移籍市場で去就に大きな注目が集まっていた。そして、以前からパリ・サンジェルマンの関心が伝えられている。 ついに開幕!EURO2024試合日程・結果・順位表まとめ そんな中イタリアメディアの間では、クヴァラツヘリアがナポリとの新契約に迫っているとも報じられていた。しかし代理人を務めるマムカ・ジュゲリ氏は先日、『Sporti Imedze』に対して「移籍したいよ。今はEURO2024が終わるのを待っている。最優先はチャンピオンズリーグに出場するチームへの移籍だ」と明言した。 さらに父親も「フヴィチのナポリ残留は望んでいない。1年間に4人の監督と仕事をしたが、これはとても心配だよ。彼が自分で決めることだろうが、私としては良い環境じゃない。この件について話したことはないけどね」と語っている。 この発言は現地でも大きな話題となっている中、ナポリが声明を発表。放出する気はないと表明している。 「クヴァラツヘリアの代理人や父親の発言があったが、我々は彼と2027年6月まで契約中であることを改めてお知らせしたい。クヴァラツヘリアは市場に出ていない。ナポリと契約している選手の将来を決めるのは、代理人や父親ではなく、カルチョ・ナポリだ!」 なお、ナポリは今夏の移籍市場で複数の主力退団が囁かれており、エースFWヴィクター・オシムヘンに加え、主将DFジョバンニ・ディ・ロレンツォもクラブを後にする可能性が伝えられている。