初期消火技術の向上目指す バケツ注水大会 岐阜県高山市
バケツにくんだ水を火元に見立てた塔へかけ、貯まった水の量を競う「バケツ注水大会」が高山市内の消防署で開かれました。 大会は火災発生時、火元にバケツで水をかける初期消火技術の向上などを目指し、高山市防火協会が毎年開催しています。今回で70回目となります。 高山市桐生町の高山消防署で行われた大会には、市内の事業所、町内会、女性、学生の4部門に31チーム約190人が参加しました。 競技は、約10メートル先にある注水塔の上と下の2つの受け口に、それぞれ1分30秒間でどれだけ多くの水を貯めることができるかを競います。 参加者は、スタートの合図とともに約200リットルの水が入ったドラム缶から次々とバケツで水をくみ、勢いよく注水塔にかけていました。 ※高校生 「とても疲れたけど良い経験になりました。実際に火事が起きた時もこのような経験を生かしたいです」