【この512BBなんぼ?】45年前のワイルドな「フェラーリ 512BB ケーニッヒスペシャル」販売中!
最大の問題は、オリジナルの「ケーニッヒスペシャル」は希少で入手が困難だということだ。当時は多くの車が焼かれたり、使い古されたり、解体されたりしていた。現在では、ケーニッヒ スペシャルによってアップグレードされたメルセデスモデルが、特に大ブームを巻き起こしている。
クラシックフェラーリのファンにはたまらない
当時も非常に高価だったため、さらに希少なのがフェラーリモデルだ。しかし、高級車ディーラー「DDクラシックス」では現在、オリジナルの「フェラーリ512 BBケーニッヒスペシャル」を購入する機会を提供している。フェラーリファンは信じられないと手を挙げるかもしれないが、80年代チューニングカーのファンは大喜びだろう。
1980年にドイツで納車され、その後ミュンヘンのケーニッヒ スペシャルによってリビルトされた「512 BB」は、気弱な人には向かない。そのワイルドな外観は、ホワイトペイントとレッドレザーの組み合わせから始まり、小動物が一晩を過ごすことができるくらいにオフセットされた幅広いリムのBBSクロススポークホイールで飾られている。
最初のオーナーはウィリー ケーニッヒにオールインクルーシブパッケージを注文した。1980年当時、これはフロントスプリッター、ウィングエクステンション、ルーフ上部のエアインテーク、ダブルウィングを含む驚異的なワイドボディキットで構成されていた。
450馬力のV12
V12もワイルドな外観に合わせて改良されている。クラシックなスタイルで、鍛造ピストンが取り付けられ、シリンダーヘッドが改良され、新しいキャブレターが取り付けられ、360馬力から450馬力にパワーアップされた。フェラーリによれば、512BBは最高速度302km/hに達するはずだったが、当時のテストではこの数字は達成されなかった。
しかし、この個体はパフォーマンスよりもルックス重視で、もちろんインテリアもワイルドなエクステリアに合わせてモディファイされている。赤いインテリアのハイライトは、運転席側のシルに設置された有線自動車電話、改造された音楽システム、そして1980年代に合法的な取引に使われたテレフンケンのポケットベルである。