「オオタニ、アイラブユー」ラックスもテオスカーも大谷翔平を…ドジャース戦友との“幸せな関係”「ショウヘイはバトルして…何とかしたかった」
“オオタニの野球IQ”に感心した日とは
そんなテオスカーが大谷の“野球IQ”に感心した日がある。 6月18日、敵地コロラドに乗り込んだロッキーズ戦でのこと。 9回表開始時点でスコアは4-9と、ドジャースは大量リードを許していた。しかしここからドジャース打線が爆発。7点を奪って劇的な逆転勝ちを収めた。試合を決めたのはテオスカーの勝ち越し3ラン本塁打だったが、殊勲者が称えたのは8-9の1点ビハインドの1死走者なしの場面で回ってきた大谷の状況判断だった。 「彼は出塁するためにバトルし、後ろへと繋げた。だからなんとかしたかった」 こう笹田幸嗣記者に語った通り、大谷は逆方向に逆らわずシングルヒットを放ち、逆転劇につなげたのだった。 テオスカーはワールドシリーズでも第2戦でフリーマンとともに2者連続ホームランを放ち、第3戦では正確な送球で二塁走者スタントンを本塁でアウトにするなど、存在感を見せている。そんな頼れる長距離砲はストーブリーグでも注目の的となること必至だ。 その理由はドジャースと結んだ契約が「単年」だったから。32歳という年齢やヤンキースのフアン・ソトなど今オフのFA目玉選手を見据えてのものだったと報じられているが……抜群の勝負強さを見せたテオスカーは来季もドジャーブルーに身を包むのか、それとも“世界一”を置き土産にドライな別れの時がくるのか――。 〈大谷翔平とドジャース特集:つづく〉
(「スポーツ名言セレクション」NumberWeb編集部 = 文)
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