「タイムトラベル・エクスプレスXR」では、初代大阪駅が見ることができる

開業150周年を迎えたJR大阪駅（大阪市北区）で、タイムトラベルが楽しめるイベント「タイムトラベル・エクスプレスXR」が開かれている。ゴーグルを使って現実世界と仮想空間を組み合わせる最新技術「クロスリアリティー（XR）」を駆使し、駅の歴史と未来が見えてくる設定になっている。 【写真】最新技術を駆使したタイムトラベルが楽しめる「タイムトラベル・エクスプレスXR」 同駅に直結する大阪ステーションシティ5階「時空（とき）の広場」に設置された特設会場で実施。参加者は専用のXRゴーグルを装着してタイムトラベルに出発する。付属のコントローラーを操作すれば、ゴーグル越しに「波動銃」が撃てる仕掛けになっており、特定の標的を撃つアトラクションも備えている。 列車の妖精「ジェルピ」の案内で、約15分間のタイムトラベルがスタート。大阪駅の象徴ともいえる大屋根にできた時空のゆがみを飛び出し、初代から現在の5代目までの大阪駅の駅舎が紹介される。さらに、未来の駅周辺の様子も観察できるという。 駅ビルを管理・運営する「大阪ターミナルビル」（同区）は駅を「タイムトラベルステーション」と見立て、謎解きゲーム「タイムトベラベルステーションの謎」や拡張現実（AR）技術を活用して懐かしい電車が見られる「AR大阪鉄道博物館」といった大阪駅開業150周年を記念した企画を展開している。 タイムトラベルXRは11月4日までの金～日曜と祝日午前10時50分～午後7時半（10月5、14日は休止）。参加無料だが、事前に整理券を配布している。