ポリマーケット、選挙の賭けの急増で5000万ドルの資金調達を模索と報道──トークン発行も検討か
規制上の制限
規制上の和解に基づき、ポリマーケットはアメリカのIPアドレスでアクセスするユーザーをブロックしているが、抜け目のないアメリカのトレーダーはVPNを使用して地理的制限を回避しているとされている。 今年のポリマーケットの急激な成功は、規制された米ドル建ての予測市場であるカルシ(Kalshi)にとって痛手となっている。カルシは、上下両院をどの政党が支配するかに関する契約を上場できるよう、監督機関である米商品先物取引委員会(CFTC)との長期にわたる法廷闘争を続けている。CFTCは、監視下にあるすべての取引所で選挙イベント契約を禁止する規則案を検討している。これによって、そうした活動の規制が州に押しやられることになる。 CFTCのロスティン・ベナム(Rostin Benham)委員長は先週、「アメリカの顧客にエクスポージャーを提供している」オフショアの選挙の賭けのプラットフォームに注目していると述べた。 ブルームバーグの報道によれば、ベナム委員長はワシントンでのイベントで質問に答え、「ポリマーケットであれ他の何者であれ、法律に違反する形で行動する者がいれば、その行為を確実に停止させるために我々の民事執行権限を使用する」と述べた。 |翻訳・編集:林理南|画像:Shutterstock|原文:Polymarket Reportedly Seeks $50M in Funding, Mulls Token as Election Bets Surge
CoinDesk Japan 編集部