＜WTTチャンピオンズ重慶 大会2日目 5月30日～6月3日 ＠中国＞ 卓球の国際ツアー WTTチャンピオンズ重慶 大会2日目が5月31日に行われ、パリ五輪シングルス代表内定の張本智和、平野美宇、早田ひなが1回戦に登場。 男子エースの張本智和（世界ランク11位）は前回（2022年）フルゲームの末に敗れたエジプトのO.アサル（同22位）と対戦。 またしてもフルゲームまでもつれる苦しい展開になるも、張本が押し切って接戦を制してリベンジを果たした。 張本は「思ったとおり、厳しい試合になった。この試合の結果も大事だが全てはオリンピックのためにたくさん試合をして場数を踏まないと得られないものがある。1試合でも、1日でも多く残れるように頑張りたい」と話した。 パリ五輪ではシングルスと団体の2種目でメダルを狙う平野美宇（同11位）はエジプトのメシュレフ（同24位）と初対戦。 アフリカ女王相手にバックハンドで相手を制すると2ゲームを連取。さらに「コース取りを意識できた」と力の差を見せつけてゲームカウント3-0のストレート勝利で初戦突破。 「初戦の中ではかなり自信を持ってプレーできた。自分のプレーの精度を上げることを意識していきたい」と意気込んだ。 そして、五輪で女子のエースとして期待される早田ひな（同5位）はブラジルのタカハシ（同18位）にゲームカウント3-0で完勝。 ブラジルのエース相手に終始圧倒した早田が2回戦に駒を進めた。 ＜WTTチャンピオンズ重慶＞ 男子シングルス1回戦 張本智和 3-2 O.アサル（エジプト） 11-5/2-11/11-8/9-11/11-4 女子シングルス1回戦 平野美宇 3-0 メシュレフ（エジプト） 11-5/11-8/11-7 女子シングルス1回戦 早田ひな 3-0 タカハシ（ブラジル） 11-5/11-8/11-9