マンUの左SBマラシアはいつ戻ってくるのか 誤算すぎた2度の膝手術から続く長期離脱
その影響で最終ラインが定まらず
今季マンチェスター・ユナイテッドを苦しめているのが、最終ラインの負傷トラブルだ。中でも大問題となっているのが左サイドバックで、今季はタイレル・マラシアの離脱が続いている。 2022年にマンU入りしたマラシアは、昨夏に膝の手術を受けていた。そこからリハビリに励んでいたが、12月には再び膝のトラブルから手術を受けることになった。英『The Athletic』は今季中の復帰は現実的ではないと見ており、マンUは左サイドバックの穴埋め作業に追われている。 同メディアによれば、昨夏に手術を受ける際にマンU側はロンドンでの手術を提案したが、マラシア側はオランダの外科医による手術を決断。ところが、昨年秋には半月板の周囲に小さな軟骨の破片があることが判明。2度目の手術を受けることになったのだ。 当初は今年1月に復帰できるとの予測もあったが、そのプランも消えた。その影響で指揮官エリック・テン・ハーグは急造の最終ラインで戦うことを余儀なくされてしまい、今季のマンUは4バックの顔ぶれが変わり続けている。 ディオゴ・ダロトやアーロン・ワン・ビサカを左へ回すしかなくなっているところもあり、ここはテン・ハーグも苦しいところだろう。
構成/ザ・ワールド編集部