人種差別的行為に及んだマジョルカの観客2人に6カ月の禁固刑…ヴィニシウス&チュクウェゼが被害に遭う | ラ・リーガ
マジョルカ第3簡易裁判所は、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールと現ミランFWサムエル・チュクウェゼに対して人種差別的行為を行った人物たちに対して刑罰を科している。スペイン『EFE通信』が報じた。 マジョルカの本拠地ソン・モッシュでは、2023年2月5日のレアル・マドリード戦でヴィニシウス、同年2月18日に行われたビジャレアル戦で当時同クラブに在籍していたチュクウェゼが観客から人種差別的行為を受け、スペインプロリーグ機構ラ・リーガが訴えを起こしていた。 マジョルカ第3簡易裁判所は人種差別的行為に及んだ2人の人物に対して、6カ月の禁固刑及び18カ月間のフットボールスタジアムへの出入り禁止を言い渡した。 また先の4月13日のマジョルカ対レアル・マドリードでは、レアル・マドリードMFオーレリアン・チュアメニに対して未成年が侮辱的な言葉を口にし、水の入ったペットボトルが投げつけられていた。 この件についてはマジョルカ検察の未成年課が担当し、当該の未成年がチュアメニ、レアル・マドリード、ラ・リーガに対して謝罪をするとともに、社会貢献活動に従事することを約束させている。 また人種差別的行為に対しては4000ユーロ(約65万円)、ピッチ内に物を投げ入れる行為には3001ユーロ(約50万円)の罰金が課されるが、この未成年も支払いの義務を負うとのことだ。
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