足踏みオルガンを次世代へ伝える、ドキュメンタリー映画「風琴」支援者募集中
ドキュメンタリー映画「風琴 ~あるリードオルガン修復家のあしあと~」の上映資金を集めるクラウドファンディングがMotionGalleryで実施されている。 【動画】「風琴 ~あるリードオルガン修復家のあしあと~」予告編はこちら 本作は日本で数多くの生産を担っていた楽器・足踏みオルガン(リードオルガン)に焦点を当てたもの。すでに世界では生産が終了し、技術者なくして存続は難しい状況に置かれていることから、文化を守り次世代へ伝えるために本作が製作された。作中では、今や少数となった修復家・和久井輝夫の仕事が映し出される。オルガニストの中村証二らも出演し、監督は「ワタシタチハニンゲンダ!」の編集を担った黒瀬政男が務めた。 クラウドファンディングは楽器の存在を広く知ってもらうため、音楽愛好家のみならず多くの人に観てもらいたいという思いから全国上映の実現に向けて実施される。公開は2025年を予定しており、リターンにはオリジナルCD、オリジナルスマホスタンド、オンラインイベントの参加券などが並んだ。YouTubeでは予告編が公開中。