梅雨の晴れ間 近畿各地で今年の最高気温を観測
18日の近畿地方は、朝から高気圧に覆われ梅雨の晴れ間となったが気温が上昇。大阪管区気象台によると、大阪市内では同日午後3時までに前日より約4度高い32.2度を観測し、今年の最高気温に。大阪市内だけでなく、枚方市内では32.9度を観測している。同気象台は「高温のため熱中症など健康管理に注意してください」と呼びかけている。 【拡大写真付き】エサから一転人気者に 天王寺動物園「幸運のニワトリ」話題
大阪市天王寺区のJR天王寺駅前などでは、バス乗り場で日傘や帽子で日差しを遮りながら並ぶ人の姿が多く見られる。バスで帰宅しようと並んでいた大阪市平野区内の70代の女性は「暑いのは仕方ないけど、きょうは昨日よりかはむしむししないのがマシですね。もう夏かと思うと、1年が早く感じます」などと話していた。 同気象台によると、あす19日の近畿地方は、前線や湿った空気の影響で雲が広がり、昼前からは中部や南部を中心に雨が降り雷を伴うところがある見込みだという。 ■近畿各県の最高気温地点と時間は次のとおり(同日午後4時現在、気象庁調べ)。 ・大阪府枚方市:33.2度(午後2時24分) ・兵庫県福崎町:32.8度(午後2時44分) ・京都府京都市:33.5度(午後2時26分) ・滋賀県大津市:32度(午後1時54分) ・奈良県奈良市:31.9度(午後2時31分) ・和歌山県かつらぎ町:30.4度(午後1時24分) ※いずれも今年の最高気温を観測