ガールズレーサー吉田りんごと入籍後3場所目の南部翔大、待望の“新婚V”に驀進「良いレースをして勝ち上がりたい」/岐阜競輪
岐阜競輪の「西日本カップ(FI)」が16日に開幕。3RのA級予選に出場した南部翔大(23歳・大阪=125期)に話を聞いた。 「11月11日に同じ大阪支部で同学年の吉田りんご選手と入籍しました」と笑顔で語った南部翔大が、入籍後3場所目となる今シリーズで待望の“新婚V”を目指している。 断然人気に推された初日はホームからロングまくりを敢行したが、「めちゃくちゃ重くて…。4倍以上のギヤを踏んでいるくらいキツかった」と小笹隼人にかわされて2着発進。大学まで「冬のスポーツ」と言われるラグビーで活躍していたが、大きな体を小さく丸めながら「あれ(ラグビー)は恐ろしいほど動き回るから良いんですけど、基本的に寒いのは大の苦手なんです。こんな寒い中で60キロのスピードとか出したら風がめちゃくちゃ冷たいしキツいんですよ」と涙目で告白しており、この日は寒さが堪えたようだった。 それでももう一度気合を入れ直し「良い車番をもらえたしラインも3車なので。しっかり良いレースをして勝ち上がりたいと思います」と意気込みを語った。準決もきっちりクリアして、いざ18日の決勝でV取りに挑む。(netkeirin特派員)