元恋人からの電話をきっかけに学生時代を追想、桜屋敷知直の初長編「雨とひかり」公開
映像ディレクターとして企業のプロモーションに携わってきた桜屋敷知直による初長編作品「雨とひかり」が、10月19日から11月1日まで東京の池袋シネマ・ロサでレイトショー上映。ポスタービジュアルや場面写真が到着した。 【動画】出産に立ち会ってほしい…元恋人から電話受ける「雨とひかり」予告 桜屋敷が脚本・編集も担い、自身の母校や出身地である埼玉・白岡市で撮影を行なった本作。家庭の問題や仕事に追われる日々の中、窮屈さを感じている25歳の天谷一真は、ある雨の日の夜、高校時代の元恋人・雨宮澪から電話を受ける。7年ぶりに聞く彼女の声は、雨音でかき消されそうなくらいか細かったが、なぜか心地よく感じる一真。そして「出産に立ち会ってほしい」という澪からの言葉に動揺する一真だったが、妻に嘘をついて彼女のいる病院へと向かう。 オーディションで抜擢された田村杏太郎が1本の電話をきっかけに高校時代の出来事を追想する天谷一真、「猿楽町で会いましょう」の石川瑠華が澪を演じた。また、ミステリアスでつかみどころのない一真のクラスメイト・ゆかりに「ブルーイマジン」の武内おと、悲しい出来事に見舞われるも誰にも頼ることをしない生徒・裕二にドラマ「湘南純愛組!」の武内祐士が扮している。また、あわつまい、飯田芳、野田孝之輔、藤井円も出演。現在YouTubeでは予告編が公開されている。