火野正平さん、「必殺シリーズ」など時代劇を中心に活躍 今年8月の「ラストマイル」にも出演
俳優の火野正平(ひの・しょうへい、本名・二瓶康一=にへい・こういち)さんが14日、死去した。75歳だった。20日、所属事務所の公式サイトで発表された。葬儀は家族葬にて執り行われた。 火野さんは東京都出身。12歳の頃から「劇団こまどり」に所属し、1962年にフジテレビ系のドラマ「少年探偵団」でデビュー。73年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」出演でお茶の間の人気となった。持ち味を生かした小悪党的な役柄で多くのテレビドラマや映画に出演。「必殺シリーズ」や「長七郎江戸日記」など時代劇を中心に活躍し、映画では「ええじゃないか」「そこのみにて光輝く」「空海」などで存在感を発揮した。今年8月公開の「ラストマイル」にも出演していた。 また、歌手としての顔も持ち、2009年にアルバム「ウーマン達への子守唄」とシングル「今年の薔薇」を発売。昨年には14年ぶりの新曲「あかんたれ」をリリースし、全国ツアーを行った。 ※写真は資料
テレビ朝日