「Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアー」第1回が開催 小野氏「サッカーは楽しいが原点」
「Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアー for a Sustainable Future supported by 明治安田」の第1回・東京ヴェルディ(味の素スタジアム)が開催され、メイン講師でJリーグ特任理事の元日本代表の小野伸二氏と、北沢豪氏が計128名の小学生たちとふれ合った。晴天の中で行われた同イベント。サッカー教室では子供たちにキックやトラップのアドバイスから、ゲーム形式への参加、さらにリフティングも披露した小野氏は「1つ1つのセッションをみんながまじめに楽しんでくれて、うれしかったです。多くの人にサッカーの楽しさも含めて、環境のことも伝えていきたい」と話した。 小野氏は「自分の幼少期に比べたら、全然みんなうまい。理解度が速い」と子供たちのサッカーのレベルが上がっていることに笑顔。また「技術も大事ですけど、それ以上にサッカーは楽しい、ということは自分にとって原点でもある。それでサッカーがより好きになり、長く続く秘けつになるんじゃないか。何かに熱中することを知って欲しいなと感じます」と続けた。 また同イベントでは、気候アクションの重要性を理解してもらうことも目的に、トークセッションも実施。気候変動を抑制するために、森林保全活動が重要であることなどがパネルを使って説明され、子供たちは真剣な表情で聞き入っていた。この日は明治安田生命保険相互会社の永島英器取締役代表執行役社長や、Jリーグ・野々村芳和チェアマンも参加。第2回は5月3日にFC琉球(タピック県総ひやごんスタジアム)で開催予定で、その後も日本各地で開催される。
報知新聞社