地元ミニトマトでジャム フクラム基金支援、西会津高生・開発第4弾
西会津町の西会津高魅力発信隊は、同町産のミニトマトを使ったジャム「とまそるたん ぷち」を開発した。来年1月31日に福島市の県観光物産館で開かれる「ふくしまの未来を創るFukurum(フクラム)基金」支援事業の商品販売会で出品される。部長の長谷川真衣さん(3年)は「トマトの酸味と甘みのバランスが取れたジャムに仕上がった」と完成を喜ぶ。 魅力発信隊は、西会津町の魅力を町内外に発信する活動を通じ、町の活性化に取り組む部活動。 新商品はFukurumカード推進協議会の「ふくしまの未来を創るFukurum基金」を活用し、開発した。 基金を活用した商品開発第4弾の今回は、町内の坂井農園で栽培されたミニトマト「キャロルムーン」の規格外商品などを使用し、南会津町の「土っ子田島farm」がジャムに加工した。添加物は使わず、トマト本来の甘みやグラニュー糖で味のバランスを調整した。ヨーグルトなどの乳製品との相性が良いという。 商品を開発した長谷川さんと同部の相原杏夏さん(3年)、佐藤なつみさん(2年)、清野結菜さん(同)は30日までに町役場を訪れ、薄友喜町長に新商品を紹介した。長谷川さんは「今後も町の特産品を活用し、町内外の人に手に取ってもらえる商品を開発したい」と話した。
福島民友新聞