国内最大級クルーズ客船「飛鳥2」が大分県・佐伯港に初寄港…来年1月には「にっぽん丸」も寄港予定
国内最大級のクルーズ客船「飛鳥2」（5万444トン）が9月28日、大分県佐伯市の佐伯港に初寄港し、着岸した女島岸壁で歓送迎行事が開かれた。 【写真】クルーズ船から下船し、観光バスに向かう訪日外国人客ら
乗客760人を乗せた船は、6泊7日の日程で、同25日に神戸港を出発。鹿児島港を経て、同28日午前8時前に佐伯港に入港した。同港には2020年9月に寄港する予定だったが、コロナ禍で中止となっていた。
女島岸壁では、佐伯市や県、国、交通事業者らでつくる「佐伯港クルーズ客船受入推進協議会」主催の記念式典や鶴岡八幡太鼓の披露などがあり、ごまだしや酒などの特産品物販コーナーも設けられた。
乗客がバスに分乗し、市内各地や同県臼杵市の観光を楽しんだ後、ステージイベントもあり、佐伯キッズコーラスが歌とダンスを披露。船が午後5時すぎに離岸する際には、日本文理大付属高の吹奏楽部員約30人が海にちなんだ曲を演奏し、佐伯市民ら約300人（主催者発表）が見送った。ステージイベントに出演した上堅田小5年の児童（11）は「また佐伯に来てほしい」と話していた。
佐伯港には来年1月、クルーズ客船「にっぽん丸」も寄港する予定。
