SWITCHBOTの最新ロボット掃除機「S10」をチェック! 面倒なメンテを極力省く2大機能がスゴい
SWITCHBOTは5月14日、全自動給排水システムと、リアルタイムのモップ洗浄システムを搭載したロボット掃除機「SwitchBot お掃除ロボットS10」(以下、S10)を発表しました。5月15日から、公式サイトやAmazon公式ストア、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどの量販店などで取り扱います。 【写真】洗濯機の水栓にS10の給水ホースをつないだ例。同梱のアタッチメントを使い、ユーザー自身で接続できる “人の代わりになるロボット”の開発を目指す同社が最新のロボット掃除機で狙ったテーマは「ロボッ ト掃除機の再定義」。S10は一体どこが、いままでのロボット掃除機と違うのでしょうか。発表会で展示されていた実機の写真とあわせて特徴を紹介します。
■家庭の水栓と直結、全自動の給排水システムを装備 S10は水拭き機能が付いた円形のロボット掃除機。一見すると何の変哲もないロボット掃除機に見えますが、本体とゴミ収集ステーション、水交換ステーションの「デュアルステーション設計」を採用し、家庭の水栓に水交換ステーションをつなぐことで、全自動の給水・排水を実現したことが最大の特徴です。 付属する水交換ステーションは、水拭きで使った汚水の排水・水拭きに使う上水の給水に特化したステーション。このステーションを水栓につなぐことで、掃除に必要な排水・給水、洗剤の投入が全自動で行え、自分で給水したり汚水を捨てたりする作業が不要になります。
水交換ステーションの設置は、キッチンや洗面台の水栓でも(対応していれば)可能ですが、SWITCHBOTでは洗濯機周りの水栓に設置することを勧めており、設置用アタッチメントも同梱。水栓との接続はユーザー側で行え、必要な時間は(設備の状況により変わりますが)おおむね5分~10分程度。取り付け方を紹介する動画も公式サイトで公開するとしています。 水交換ステーションは一般的な防水パンと同程度の高さで、横幅は防水パンの2分の1程度とやや大きめ。電源は不要で、ステーションへの給電はS10本体によって行われることも注目のポイントです 。なお、水栓に取り付けず、場所を選ばないで置けるタイプの水タンクも別売。ただし水タンクはユーザーによる排水、給水作業が必要となります。