阿南市の橘湾で11日、日本で唯一、民間が所有する外洋での航海術を習得するための帆船「みらいへ」の一般公開イベントが開かれました。 この催しは、多くの人に帆船や海に親しんでもらおうと、海運業者などで作る「ふなどころ阿南まちづくり協議会」が開きました。 参加した家族連れら約450人は、停泊中の船に乗りこむと、さっそく用意された制帽や制服を身に着け、記念写真を撮るなどして楽しんでいました。 また乗組員による説明を受けながら操舵室や食堂などを見学し、帆船の設備や仕組みについて学びました。 このほか、橘湾の沖合を一時間半かけて周遊する体験航海もおこなわれ、参加者は普段めったに乗る機会のない帆船での航海を楽しんでいました。