圧倒的強さで全日本2連覇を飾った早田ひなに卓球大国が脱帽! “世界トップクラスのスキル”に警戒!
15歳・張本美和をストレート撃破!
日本の絶対的女王の強さに脱帽する声が止まらない。 1月22日から東京体育館で開幕した卓球の全日本選手権は28日に大会最終日を迎え、女子シングルス決勝は前回大会の女王・早田ひな(日本生命)と15歳の張本美和(木下アカデミー)が対戦。ゲームカウント4-0(11-9/11-9/11-6/11-7)で破り、2年連続3度目の優勝を飾った。 【PHOTO】日本女子卓球の新エース! 可憐にして豪快な早田ひなの厳選ショットをお届け! まさに別格の強さだった。早田は準々決勝で長﨑美柚(木下グループ)を、準決勝で赤江夏星(デンソー)を連続でストレート撃破。決勝では、過去8勝1敗と得意にしている張本に対し、2ゲームまで接戦を制し、流れを引き寄せると一気に押し切って頂点を掴んだ。 日本最強女王の優勝は世界屈指の卓球大国である中国でも関心が寄せられ、その強さは大きく警戒されている。中国唯一の英語スポーツテレビ番組『CGTN Sports Scene』は公式X(旧ツイッター)を更新。2連覇が決まった瞬間、天に向かってガッツポーズする早田の姿や優勝カップを手にして笑顔を見せる写真を添え、タイトル獲得を称えた。 文面には、「いろいろな選手が私を倒すために戦略を練ってきたと思うが、今大会はうまく対応できました。私の目標はパリ五輪なので、これからの半年間が正念場になると思う。さらなる応援とサポートをお願いします」と綴られ、優勝インタビューの一部を紹介している。 同じく中国のスポーツメディア『捜狐』は「早田ひながストレート勝ちで張本美和を圧倒し、タイトル防衛に成功」と打った見出しで記事を配信。「早田の強さとスキルは間違いなく世界トップクラスだ。ゲームにおける彼女の冷静さと自信も印象的だった」と言及。成長著しい15歳を相手に容赦なく圧倒した早田の実力を高く評価し、今夏のパリ五輪でも母国の大きな壁になる可能性を示唆している。 2年に及ぶパリ五輪の代表選考レースをトップで独走した早田。東京五輪では無念の補欠で終えた23歳が、日本女子のエースとして堂々主役に立つ。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「来年は『2』を『1』に!」15歳・張本美和、早田ひなに完敗で涙の準優勝も前向き!兄・智和の6年ぶりVを祝福【全日本卓球選手権】
- 「しんどくて苦しい時期も...」2連覇の早田ひなが“五輪選考レース”を振り返る。パリ五輪に向け「後悔しない選択を」と誓う【全日本卓球選手権】
- 「早田はやっぱり凄い!」早田ひな、張本美和をストレート撃破!3度目V達成に中国メディア称賛も“団体戦の3枠目”に興味津々【全日本卓球選手権】
- 日本の熾烈なパリ五輪シングルス代表争い決着に中国メディアが異例の関心。伊藤美誠の“無念の涙”に反応も【全日本卓球選手権】
- 「中国にとって最大の敵だった」伊藤美誠、まさかの早期敗退で卓球王国にも衝撃!? 敗戦速報はアクセスランキングでトップ3の注目度に【全日本卓球選手権】