「車必須」の地方VS「物価高」の東京! 20代の平均貯金額が多いのは一体どっち?
東京都と東京都を除く46道府県を比べて、20代の平均貯金額が高いのはどちらなのか気になる人もいるでしょう。 本記事では20代の平均貯金額について紹介します。また、貯金金額を増やすためには目的意識を持つなど、いくつかの工夫をすることが大切です。 具体的にはどのような工夫をすれば貯金額を増やせるのかについても解説します。
20代の平均貯金額が高い都道府県は東京?
まず、20代の平均貯金額が高い都道府県についてですが、年齢別の平均貯金額を都道府県ごとにまとめた情報は公表されていないため、正確には述べることができません。 ですが、金融広報中央委員会が調査を実施して発表している「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上の世帯における20代の平均貯金額は平均339万円、単身者世帯における20代の平均貯金額は307万円であるとされています。 一方、平均貯金額が高いのはどの都道府県かについては、ソニー生命保険株式会社が2022年12月に公表した「47都道府県別生活意識調査2022」を参考にすると、調査期間における貯蓄平均金額が1番多かったのは東京都で約762万円ということが分かります。 なお、2位は岡山県で約541万円、3位は奈良県で約506万円です。ソニー生命保険株式会社が調査した47都道府県の平均貯金額は20代のみを対象とした調査ではないため、20代の平均貯金額が高い都道府県は明確には分かりませんが、この結果から、20代の平均貯金額も東京都が高いと予想することができるでしょう。
貯金額を増やす方法とは
貯金額を増やすためには、まず何のために貯金をしたいのか、貯金の明確な意図をハッキリさせることが効果的です。なんとなくでは貯められない人も、結婚資金や住宅購入資金、老後資金など、貯金の目的を決めることで計画的に貯める意識が芽生えるでしょう。 また、貯金用の銀行口座を作るのもお勧めです。貯金できずに毎月のお給料を使ってしまう人は専用の口座を開設して、お給料が振り込まれたら決まった額を毎月先に分けておくと無理なく一定金額ずつ貯められます。 ほかにも、収入を貯めるだけでなく資産運用で増やすのも貯金額を多くする1つの方法といえるでしょう。資産運用の方法は投資信託をはじめ、NISAやiDeCo、株式投資などさまざまです。なお、資産運用はどの方法であっても確実に利益を増やせるというわけではないため、注意が必要です。 ただし、効率的に資産を増やせる可能性はあるため、挑戦するのであれば情報収集をしたり、低リスクな金融商品を中心に投資をするなど、よく考えて始めてみるとよいでしょう。また、短期間で利益を上げようと試みるのではなく、長期投資でコツコツと利益を出すことを心がけるのがポイントです。