【ハイライト動画あり】明治大学、選手コメントで振り返るリーダー陣不在の東海大学戦。ラグビー全国大学選手権
20分、相手からペナルティを奪うと、ゴール前のラインアウトで再開し、そのまま押し切り福田がグラウンディング。「自分たちから前に出ようとしっかりみんなが体現してくれていたのでよかった」(福田)。
そして27分、相手ボールをターンオーバーし、柴田が大外へロングパスを放ると、途中出場の竹之下仁吾(政経2=報徳学園)が相手ディフェンスをはねのけ、約50mを独走。そのままトライを決めた。「持ったら行くって決めていたので、いいところでパスをもらって、 練習していたことが生きた」(竹之下)。
31分に東海大にトライを許すが、試合終了間際には、アドバンテージをもらい敵陣22m付近でラインアウトモールで再開すると、そのまま進み途中出場の金勇哲(営4=大阪朝鮮)がインゴールへ飛び込みダメ押しトライ。「自分の責任、役割をしっかり全うすることを意識した」(金勇)。試合は50-17でノーサイドとなった。
ベスト8進出を決めた明大。前半規律面での課題は見られたが、結果は8トライの快勝。「スマートにオプションを使って戦えたところがよかった」(平翔)。次戦は関西大学リーグ1位の天理大学戦。
「夏合宿で1点差で負けているが、チーム全体で戦うことをもう1回意識してやれば不安はない」(右PR/プロップ倉島昂大・営4=桐蔭学園)。年越しへ、負けられない戦いは続く。
文:木曽琴乃/写真:井垣友希、久保田諒(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部