友人が「台所のスポンジは2週間に1回取り換えている」と言っていました。私は泡立ちが悪くなったら取り換えているのですが、衛生的に問題ないのでしょうか?
台所のスポンジはどのタイミングで取り換えるのが適切なのか、そんな日常的な疑問を抱いたことがある方も多いでしょう。友人が「2週間に1回取り換えている」と聞いて、泡立ちが悪くなったタイミングで取り換える方法は衛生面で問題ないのか、確かに気になるところです。 本記事では、スポンジの種類や使い方に応じた交換タイミングの目安や、衛生的に長く使うための工夫について紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
スポンジの取り換え頻度は種類による
スポンジと一口にいっても、性能や価格は商品によってさまざまです。数個入りで100円の商品があれば、1つで400~500円ほどする商品もあります。 商品の質や使い方によって取り換え頻度は変化しますが、一般的な食器の量を洗っている場合、価格の安いスポンジであれば2週間ほど、価格の高いしっかりしたスポンジであれば1ヶ月ほどが交換タイミングの目安です。 例えば、4個入りで100円のスポンジを使用する場合、交換頻度は2週間に1回となるため、1ヶ月で約50円、1年で600円の費用がかかります。一方、1個500円のスポンジを1ヶ月ごとに交換する場合は、1ヶ月で500円、1年で6000円の費用が発生します。
スポンジを交換するタイミングの見極め方
ここでは、スポンジを交換するタイミングの見極め方を紹介します。おおよその交換目安は分かっていても、実際の使用状況によっては早めに取り換えたほうがよい場合もあります。そのため、見た目や使用感で交換のタイミングを図ることも大切です。 ■水気が切りにくくなってきたとき スポンジが劣化してくると、水気の切れが悪くなってきます。使い終わったあとのスポンジの水気を切ることは、雑菌の繁殖を防ぐために大切なポイントです。繊維が劣化するとスポンジ内部がつぶれてしまうため、スポンジのボリュームが減って水切れが悪くなってきたら交換を検討しましょう。 ■泡立ちが悪くなってきたとき 食器を洗っているときに泡がすぐになくなって、途中で何度も洗剤を足すようになったらスポンジの替えどきです。きめ細かな泡が立たなくなったり、泡立ちそのものが悪くなったりするのは、スポンジ内部の繊維が摩耗してスカスカになって、空気を含みづらくなってしまうためです。 食器の汚れを落とすためにはたっぷりの泡で洗う必要があります。そのため、泡立ちが悪くなってきたスポンジは取り換えるようにしましょう。 ■表面の繊維が劣化してきたとき スポンジに固さがなくなってきたり、表面がでこぼこしてはがれ始めたりしたら、素材が劣化してきている証拠です。頑固な汚れを落とすためには、スポンジ表面の繊維が整って程よい固さがある状態が理想です。表面の繊維が劣化すると洗浄力が低下してしまうため、交換を行いましょう。