埼玉から東京に引っ越しますが、駐車場代が「月4万円」かかると聞きました。今持っている「車」は処分すべきでしょうか…?
まもなく訪れる新年度。進学や就職、異動・転勤などで新たな生活をスタートさせるため、東京23区内への引っ越しを控えている人もいるのではないでしょうか。これまで車が必要な地域に住んでいたものの、23区に引っ越すなら車は処分すべきかどうかと悩んでいる人もいるかもしれません。 都内は家賃だけでなく駐車場代も高いため、生活するうえで本当に車が必要かどうか、ライフスタイルを考慮した上で検討することが大切です。本記事では、都内で車を持ったほうがよいのかどうかについて、メリット・デメリットを含めて解説します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
都内で車を持つメリット
まずは、都内で車を持つメリットを紹介します。 ・移動がしやすい 車があれば公共交通機関の時間を気にせず移動ができるだけでなく、雨など天候が悪いときでも快適に目的地までたどり着けるでしょう。また、小さな子どもやペットがいる、重い荷物があるといった場合には、公共交通機関での移動は大変になりがちなため、車があれば便利です。 ・遠くまで行ける 公共交通機関を利用する場合、場所によっては遠回りになったり、乗り継ぎが不便なことも多々あります。また、運行時間の制限もある点に注意が必要です。車であれば行きにくい場所であっても、比較的気軽に行けることも多いでしょう。 ・デートに使える 都内であれば、公共交通機関を利用してあらゆるところに行けますが、デートをする場合は車を持っていると選択肢が広がります。夜景を見ながらのドライブなど、ロマンチックなデートも可能になるでしょう。
都内で車を持つデメリット
次に、都内で車を持つデメリットを紹介します。 ・維持費がかかる 車を持っていると、税金や保険料など、さまざまな維持費の支払いをしなくてはいけません。維持費も安くないので、その分、乗る機会が多くあればよいですが、たまにしか乗らない場合は、車を持っている恩恵よりも出費が多くなりがちな点に注意が必要です。 ・電車のほうが早い場合がある 車があればどこでも気軽に移動できる一方、渋滞に巻き込まれる可能性がある点に注意が必要です。特に都内の移動であれば、公共交通機関が発達しているため、渋滞に巻き込まれると車よりも公共交通機関での移動のほうが早く目的地に到着する場合もあります。公共交通機関も混雑するときはありますが、基本的に時刻表通りに運行しているため、予定時刻に目的地に着きやすいでしょう。 ・駐車場代が高い 都内は駐車場代も高額になりがちです。東京23区の月極駐車場は、中央区や港区、千代田区は月5万円ほどかかることが分かります。荒川区や葛飾区、練馬区は比較的安い地域であるものの、それでも月に約2万円は必要でしょう。また、一時駐車の場合も1時間で600~1200円ほどかかるなど、大きな出費が必要であることも覚えておきましょう。