ジャッキー・チェン 13年ぶりに緊急来日 神対応に涙腺崩壊!!
舞台挨拶の出番前、毎回、舞台へと続く扉の前に立ち、場内の様子を伺っていたジャッキー・チェンさん。「映画、終わった?」「(舞台挨拶は)もう始まる?」と、日本語で私に話しかけて下さる一方で、「早く!ゴーゴー!!」と、茶目っ気たっぷりに急かされることも。ジャッキーさんは、意外とせっかち!? とにかくファンの皆さんを待たせたくない。早く友人たちに会いたい! そんなジャッキーさんの溢れんばかりのファンへの思いに触れた出来事でした。
舞台上でも控え室でも、ジャッキーさんが度々、口にしてらっしゃった言葉があります。 それは「嬉しい」「楽しい」「幸せ」。 日本に来ることが出来て、嬉しい。ファンの皆さんと過ごせる時間が、楽しい。みんなが映画を観てくれて、幸せ。 何故、ジャッキー・チェンは、これほどまでに日本を、そして日本人を“特別扱い”と言っても過言ではないほど大切にして下さるのだろう。なんでこんなに優しいの? そんな愚問が私の頭をかすめた時、ジャッキーさんはこんなことをお話し下さいました。 「僕が初めて日本にやって来た頃。右も左も分からない若い僕に、日本人の方々はとても親切にしてくれました。どんなに時が流れても、日本のファンは変わらず、僕に付いてきて応援してくれています。だからこそ、僕は日本人に恩返しがしたい。もしも外国のどこかで困っている日本人を見かけたならば、それが見知らぬ人でも助けたいと思うのです」 実は私も、ジャッキーさんからとびっきりのサプライズをいただきました。劇場を後にする時、すーっと私に近づいて来て、あるものを手渡して下さったのです。それが何かについては申し上げられませんが、ファンのみならず周囲の人々を喜ばせることを自らの幸せとしている。 これこそが、ジャッキー・チェンさんが人々に愛され続ける理由だと確信を覚えました。 イベント中はファンの声援が続く中、会場の隅々まで視線を投げかけていたジャッキーさん。その優しい微笑みは、多くの人の脳裏に焼き付いていることでしょう。