CS争いの輪の中に加われない吉川尚輝。負傷離脱したプレーを今後の教訓にしてもらいたい【堀内恒夫の多事正論】
8月1日のDeNA戦[横浜]の6回、ヘッドスライディングで負傷した吉川尚。だが、そのプレーを責めることはできない/写真=井田新輔
9月中旬、ペナントレース。セ・リーグでは広島のV3へのカウントダウンが始まっている。一方で、優勝争いから脱落したチームにとっては秋風が吹く時期だ。しかし、われわれの現役時代とは違い、今はクライマックスシリーズ(CS)での日本シリーズ進出に望みを託せる時代だ。下克上での日本一という可能性だってあるのだ。 セ・リーグは広島以外の5球団が最後までCS進出のAクラス入りを目指して熱い戦いを繰り広げている。だが、その熱い戦いの輪の中に加われない選手がいる。本来ならそこにいなければいけないのに、不振やケガで一軍登録を外されている選手たちだ。 巨人・吉川尚輝もジャイアンツ球場で歯ぎしりをする・・・
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週刊ベースボール