【ACL】10人の横浜FM、耐えて2戦合計3―3で延長へ…準決勝・蔚山戦
◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽準決勝第2戦 横浜FM―蔚山(24日・日産スタジアム) アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦が24日、横浜国際競技場で行われ、横浜FMは蔚山(韓国)と90分を終えて3―2で、2戦合計3―3となり、クラブ史上初の決勝進出へ、前後半15分ずつの延長戦に入った。 横浜FMは前半13分にFW植中朝日が先制ゴールで2戦合計で同点に追いついた。さらに同21分にFWアンデルソンロペスが2点目を決めると、同30分には植中がミドルシュートを決めるゴールラッシュで3―0とリードを広げた。 ところが同35分、3度目のアジア制覇を狙う蔚山に右CKから1点を奪われると、一気に暗転した。同39分にはDF上島拓巳がペナルティーエリア内でハンドを犯したとして一発レッドカードを受けた。PKも決められて、2戦合計3―3に追いつかれ、残り時間を10人で戦うこととなった。 横浜FMは後半、守りを固めてカウンターで反撃を狙い試合を進めた。後半18分にはDF永戸勝也の浮き球パスにFWヤンマテウスが頭で合わせたが、オフサイドの判定を受けてノーゴールとなった。試合は延長戦へともつれ込んだ。 決勝はUAEのアルアイン(ACL優勝1度)と5月11日と25日に、ホームアンドアウェー方式で戦う。 横浜FMは前身の日産自動車時代の1989―90年に、アジアクラブ選手権(当時)で決勝に進出したが、中国のクラブに敗れ準優勝に終わっている。
報知新聞社