カワサキの新型モデル「W230」「メグロS1」 発売時期は2024年秋頃に
長い歴史を持つ「Wシリーズ」
カワサキは、「ジャパンモビリティショー2023」で初披露した新型モデル「W230」「MEGURO S1(メグロ・エスワン)」を2024年秋頃に導入すると発表しました。 【画像】2024年秋頃に導入予定のカワサキ「W230」「MEGURO S1」を画像で見る(17枚)
カワサキの大型モデル「W800」と「MEGURO K3」の関係性と同じく、共通のプラットフォームを使用するW230、MEGURO S1は、空冷単気筒エンジンを搭載するネイキッドモデルです。
1960年代、小排気量モデル「125-B8」の対米輸出で端緒を開いたカワサキは、アメリカ市場の大型車志向へ対応するため、「カワサキ500メグロK2」の排気量を496ccから624ccにスケールアップした試作車「X650」を1965年の第12回東京モーターショーで公開し、翌年1966年に650-W1として販売し、その後も「W2」シリーズ、650RS-W3、W650、W400、W800を展開することで「Wシリーズ」の伝統を守ってきました。 Wシリーズの最新モデルとして登場するW230は、オーソドックスなスチール製ダブルクレードルフレームを採用する車両で、丸目1灯ヘッドライト、ティアドロップ型燃料タンク、2連メーター、スポークホイールやスチールフェンダーを組み合わせることで、Wシリーズらしい普遍的なスタイリングに仕上げられています。
2021年に復活を遂げた「MEGURO」ブランド最新モデル
1924年より、大排気量で高性能、高品質をうたい、当時の日本のライダーたちの憧れの的となった「メグロ」は、2021年に登場した「MEGURO K3(メグロ・ケースリー)」の登場により復活を遂げたカワサキのブランドの一つです。
メグロK3に続く復活第二弾モデルとして登場したメグロS1は、1964年に発売されたカワサキ250メグロSGの正統なる後継車として登場したモデルで、MEGURO K3と同じく黒×クロームメッキの燃料タンクを搭載。 ワイヤースポークのホイールや白いパイピングを施したシート、キャプトンタイプのマフラーなどを備えることでMEGUROブランドらしい仕上がりとされています。 なお、W230、MEGURO S1の価格、主要諸元については現状・未発表となっています。
バイクのニュース編集部