阪神の藤川球児監督「優勝を奪還できるように」 地元の高知で秋季キャンプスタート
プロ野球阪神の秋季キャンプが1日午前、高知県安芸市で始まった。藤川球児新監督(44)は球団初の高知県出身の指揮官でもあり、安芸市営球場には、地元のファンも多く駆け付けた。 【写真】阪神OB・糸井嘉男氏、藤川球児新監督は「僕が引退したときも真っ先に連絡をくれて、食事に誘ってくれた」 歓迎セレモニーでは、もやがかかるほどの大雨になったが、藤川監督は「精いっぱい選手たちとともに鍛え、来シーズン、優勝を奪還できるように戦っていく」などと力強くあいさつ。今キャンプのテーマは「没頭」。「必死に汗をかいて練習する姿を見て、自分の活力としてほしい」とファンにも呼びかけた。 高知県奈半利(なはり)町の野球チームでバッテリーを組む松尾敦貴(あつき)さん(12)と松本悠希(はるき)さん(12)は昨年、地元での藤川監督の講演に感銘を受けたそうで「高知の人だからぜひ頑張ってほしい」と期待を寄せた。