海上保安庁で航海日当を不正受給 佐世保、全国調査へ
海上保安庁の職員が、巡視艇などに乗り込み航海した際に支給される「航海日当」を不正受給していたことが19日、分かった。政府関係者が明らかにした。佐世保海上保安部(長崎県)に所属する五つの船艇で行われており、海保は全国調査を実施する方針。 政府関係者によると、不正があったのは巡視艇「つばき」「むらかぜ」「あいかぜ」「ことざくら」と放射能調査艇「さいかい」。乗組員が航海日誌などを虚偽記載して、1日当たり約千円の日当を過大請求して受給していた。6月中旬に通報があり発覚した。