今年一年の世相を表す「今年の漢字」が12月12日に発表され、金メダルの「きん」、裏金問題の「かね」が選ばれました。 高知県内の人に、今年の漢字を聞きました。 京都・清水寺で12日午後2時過ぎ、今年一年の世相を表す「今年の漢字」が発表され、選ばれたのは「金」の文字でした。 企画する日本漢字能力検定協会によりますと、選ばれた理由は数多くの「きん」メダル獲得に沸いたパリオリンピック・パラリンピックや、大谷翔平選手の値千「きん」の活躍などの「きん」の一方、政治の裏「がね」問題や「かね」目当ての闇バイト強盗事件など、今年1年の光と影を現す意見が多く寄せられたということです。 選ばれた「今年の漢字」について街の人に話を聞きました。 ■街の人 「金メダルに裏金問題、妥当という印象」 「高知でも金メダルが2人出たね」 街の人にとっての今年の漢字も聞きました。 ■街の人 『税』「税ですかね、とられすぎて」 『変』「職場が変わった」 『旅』「出張が多かった」 『幸』「僕が幸せじゃないと彼女も幸せ になれないし、ふたりで幸せに なれたら」 県内も今年92年ぶりの金メダルに沸く一方、偽造ロレックスで現金をだまし取った「トクリュウ」による詐欺事件など、「金」の光と影がみえた1年でした。 来年は影のない1年となるでしょうか。