一関修紅高生ら3者 干し柿作り継承へ
地域の食文化を継承していこうと、一関市の一関いきいき村(武田ユキ子会長)と一関修紅高校(中島元子校長)、東西不動産ホーム(水谷みさえ代表取締役)は31日、連携プロジェクトとして干し柿作りを始め、生徒らが完熟した蜂屋柿の収穫作業などに取り組んだ。約2カ月かけて干し柿を完成させ、産直施設で販売するほか、出来上がった干し柿を材料にした新メニューの開発なども予定している。 3者による「みんながつながる、もったいない話(わ)プロジェクト【つなげよう地域のお宝次世代へ】」は地域の人的、物的資源を生かし、地域の特産品開発・販売などを通じて産業振興、地域の食文化継承などを目的にした取り組み。 同日は、同校普通科ライフデザインコースの2年生38人が作業に参加した。同市滝沢地内にある水谷代表取締役所有の果樹園で収穫作業、一関いきいき村の施設で柿の実の皮むき作業、天日干しするためのくくり付け作業に精を出した。