20年ぶり 新紙幣の発行開始 ちなんだセールやサービスも登場 対応に追われる店も 便乗詐欺に注意を
一方で新紙幣の対応に追われている店もあります。 神戸市にあるカツ丼店の券売機には、「新紙幣には対応していない」と張り紙が…。 店のオーナーによると、「今の経営状況では、新紙幣に対応した券売機を用意するのは難しい」ということで、客が新紙幣を持ってきた場合は、「旧紙幣に両替してから、券売機を使ってもらう」ということです。 【三六八本店 冨依尚起オーナー】「コロナで(経営に)打撃を受けたのがあるから、(券売機を交換する)何十万というお金をなかなか出せない。(券売機を交換すると)価格に転嫁せざるを得ないので、それはなるべく避けたい」
■新紙幣にちなんだ割り引きサービスや、セールも
そして、飲食店では早速こんなサービスも…! 【客】「名前に『一』が入ってます」 【店員】「そしたらお会計から1割、引かせていただきます」 【客】「やったー」 焼きマグロが盛り付けられた「玉手箱」が人気のこちらのお店では、新紙幣の肖像画3人の名前と一致する漢字の数に応じて、食事代を割り引くサービスを、3日から10日まで実施します。 【鉢嶺京子記者】「私は津田梅子さんと同じ、名前に子がついているので、3000円相当のセットが1割り引きの300円ほど安くなります」 漢字一文字につき1割り引きで、最大5割り引きになるそうです。 【一馬さん】「一馬で…一に馬で1割り安くなりました。めちゃくちゃうれしいです」 ランチセットは適用されませんが、大阪市内の2つ店舗で、名前によってはお得に食事ができます。 【マグロ専門店マグロマニア 岡野有記さん】「2人該当する方がおられたら、文字数の多い方が対象です。(Q.店主さんは、一致漢字は入ってますか?)僕ね、全く入ってないんです。ぜひ、皆さん名前を見せてもらえたら」
新しいお札にちなんだセールはこちらでも。 【阪神梅田本店 木綿直マネージャー】「このご時世、物価高騰もありますので、ぜひこの際に楽しんでお買い物していただこうと思っておりまして、お肉やお酒を中心に、お買い得な商品をご用意しております」 阪神梅田本店が開催しているのは、その名も「お札変わりまっセール」。 古いお札を使ってもらおうと、1000円、5000円、1万円ピッタリの商品、70種類以上を用意しています。 【大井肉店】「割引率半額の100グラム1000円です」 大トロ(100グラム)も1000円。旬の桃(2個)も1000円です。