スギ花粉2月上旬から飛散予想 量は例年並みか 大分
日本気象協会は18日、今年最初の花粉の飛散予測を発表しました。それによりますと、大分県内では例年並みの2月上旬からスギ花粉のシーズンに入る見通しです。 【写真を見る】スギ花粉2月上旬から飛散予想 量は例年並みか 大分 スギは初冬に冷え込みが厳しいと「休眠打破」が順調に進み、暖かくなるほど開花が早まる傾向があります。日本気象協会によりますと、すでにスギ花粉がわずかに飛んでいる地域を確認し、大分県内は例年並みの2月上旬から飛散が始まる予想です。 (大森麻衣気象予報士)「気温の予想をみると来週は寒波が予想され、真冬らしい寒さになります。ただこれは一時的なものでその後は気温が平年よりも高い予想です。気温が高ければ高いほど花粉が飛びやすくなるので注意が必要です」 県内では去年の夏に気温が高かった一方、天候不順が続いたことや、いわゆる「裏年」にあたることから、花粉の飛散量は例年並みとなる見込みです。 スギ花粉のピークは2月下旬ごろとみられています。ただ、風が強く急に暖かくなる日はピークが早まる可能性もあり、事前の花粉対策が必要です。
大分放送