アストン・ヴィラ、アルゼンチン代表GKのE・マルティネスと2029年夏までの新契約締結!
アストン・ヴィラは21日、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスと新契約を締結したことを発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までと伝えられている。 【動画】ヴィラ・パークで輝くE・マルティネス 契約延長に際し、E・マルティネスはクラブを通してコメントを発表。「ここでプレーするようになった最初の瞬間、僕はこのクラブ、そしてファン・サポーターのみんなに恋をした。子どもたちもここで生まれたんだ。人間たるもの幸せな場所にいるべきだと思う。間違いなく、僕にとって幸せな場所はここだ」と喜びの声を明かしている。 E・マルティネスは1992年9月2日生まれの現在31歳。2010年夏、18歳にして母国インデペンディエンテのユースチームからアーセナル加入を果たした。しかし、その後はレンタル移籍を繰り返し、アーセナルのトップチームには定着できない日々が続く。気がつけば27歳となった2019-20シーズン、前半戦はバックアッパーとしてベンチを温めていたものの、終盤戦に入ってドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)が負傷すると、千載一遇のチャンスが到来。守護神不在の穴を埋めるパフォーマンスを見せ、FAカップの優勝にも貢献するなど、最終的には公式戦23試合でゴールマウスを守った。 2020年夏にはアストン・ヴィラへの完全移籍を決断。加入初年度の2020-21シーズンはプレミアリーグ全38試合でゴールマウスを守ると、以降もアストン・ヴィラに欠かせない守護神に君臨。在籍した約4年間で公式戦160試合出場を記録している。既に開幕したプレミアリーグでも、第1節ウェストハム戦に出場し、2-1での白星スタートに貢献。今季は自身にとって、アーセナルに在籍していた2014-15シーズン以来となるチャンピオンズリーグ(CL)にも臨む。 また、2011年6月にはアルゼンチン代表に初招集。以降は代表チームとは縁がない日々を過ごしていたものの、2019年10月に復帰を果たし、2021年6月に待望のデビューを飾る。そのまま正守護神に定着し、直後に開催されたコパ・アメリカ2021では11大会ぶりとなる母国の優勝に貢献。FIFAワールドカップカタール2022では全7試合でゴールマウスを守り、9大会ぶり3度目の“世界制覇”の原動力となっただけでなく、ゴールデングローブ賞(最優秀GK賞)に輝いた。今夏に行われたコパ・アメリカ2024でも全6試合に出場し、大会連覇を達成。これまでに国際Aマッチ通算45試合出場を記録している。
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