「毎日、贖罪の心で生きていきます」

現役時代はJリーグでもプレーしたホン・ミョンボ監督。(C)Getty Images

　思わぬ“内助の功”が物議を醸している。 　約５か月間に渡って空位となっていた韓国代表の新監督は、蔚山現代を率いていたホン・ミョンボに決定した。 【PHOTO】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け！ 　だが、一度は残留の意向を示しながら、シーズン途中でチームを去ったホン・ミョンボ監督に蔚山のファンは激怒。７月11日に蔚山が公式SNS上で退任を伝える投稿をすると、次のような声が殺到した。 「リスペクトをしていたので、裏切り感が大きい」 「二度とKリーグに足を踏み入れるな」 「これが監督のすることか」 「応援はできないが、一緒にした時間まで否定しない」 「最後の別れが良くなかったが、星（優勝）２個つけたこと忘れられないだろう」 　韓国メディア『ニュース１』によれば、そうしたコメントのほとんどすべてに、ホン・ミョンボの妻であるチョ・スミさんが「申し訳ありません」「毎日、贖罪の心で生きていきます」といった返信コメントを付けているという。 　これに対しても、「恥だ」「なぜ妻が謝るのか」「家族が謝罪し回るのはよくない」「ホン・ミョンボはまず蔚山のファンに謝罪すべきだ」といったネガティブな反応があるようだ。 　その選考過程を巡る告発騒動も重なり、ホン・ミョンボ新体制はどん底からの船出となった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部