【スプリングS】前走東京1勝クラス勝ち馬に注目 東大HCの本命はペッレグリーニ
混戦模様のトライアル
今週日曜日は中山競馬場でGⅡ・スプリングSが行われる。2戦連続で重賞好走しているウォーターリヒト、連勝中のシックスペンス、京成杯12着から巻き返しを図るジュンゴールド、1勝クラス勝ちのペッレグリーニ、ルカランフィーストなどが集結した。 【阪神大賞典2024 推奨馬】複勝率100%データを持つ長距離界最強馬! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) 重賞勝ち馬、3勝馬不在で混戦模様のメンバー構成。今回も過去10年のデータから馬券のヒントを探っていきたい。
前走1勝クラス馬に注目
<スプリングS・前走クラス別成績> 新馬【0-0-0-3】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0% 未勝利【0-0-1-13】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率7.1% 1勝クラス【7-5-3-37】勝率13.5%/連対率23.1%/複勝率28.8% GⅢ【2-2-1-30】勝率5.7%/連対率11.4%/複勝率14.3% ※OP・L【0-0-2-5】、GⅡ以上【1-3-3-11】、地方【0-0-0-3】は今回該当馬なし スプリングSは皐月賞の優先出走権獲りを狙う前走1勝クラス組の参戦が多い。複勝率28.8%で7頭の勝ち馬を輩出しており、常に馬券の中心となっている。19年エメラルファイト(10番人気)や20年ガロアクリーク(6番人気)といった穴馬の勝利もあり、単勝回収率は156%とプラス域。軸はここから選んでいきたい。 この組のデータを掘り下げる。まず前走1勝クラスを勝った馬が【6-4-1-20】複勝率35.5%。さらにそれが東京の1勝クラスなら【3-2-0-5】という成績で、昨年は該当馬がワンツーを決めている。今年の出走馬で唯一該当するペッレグリーニには注目だ。 前走中山で1勝クラスを勝った馬は【1-1-1-8】。東京組に比べれば見劣りするが、そこで上がり3F3位以内をマークしていれば【1-1-1-5】。シックスペンス、ルカランフィーストは押さえておきたい。 前走1勝クラス2~5着だと【1-1-2-11】と信頼度が下がる。ただし複勝率26.7%はバッサリ切り捨てるほどでもなく、レース内容の吟味が欠かせない。 前走GⅢ組の馬券絡みは過半数が共同通信杯組【2-1-0-12】で、京成杯組は【0-1-0-12】と凡走率が高いことに注意したい。きさらぎ賞組は【0-0-1-2】となっている。