愛知・常滑で鳥インフルエンザ 県内今季2例目、12万羽殺処分に
愛知県は6日、高病原性の鳥インフルエンザを疑う事例が5日に見つかった同県常滑市の養鶏場から、同インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内での感染確認は今季2例目。この養鶏場で飼育する約12万羽の殺処分が始まった。 この養鶏場は、2日に感染確認された今季1例目の養鶏場の近くにある。感染が確認された養鶏場の周辺の農場では、鶏などの移動や搬出が制限される。ただ、制限区域内でも出荷を希望する農場に対しては、陰性確認や出荷先の特定などを条件に出荷再開が認められた。 大村秀章知事は6日の定例記者会見で「効率的に防疫作業を行い、一日も早い終息に向け全力で取り組んでいく」と述べ、今後農場への財政支援を行う意向も示した。【加藤沙波】