巡査が少女に不同意性交疑い逮捕、警察学校時代に犯行 岐阜・各務原署、みだらな行為撮影も
岐阜県警捜査1課は31日、16歳未満の少女とホテルで性行為をしたとして、不同意性交と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで、各務原署地域課の巡査(25)=各務原市=を逮捕した。県警監察課によると、容疑者は犯行時、警察学校に入校していた。「間違いありません」と容疑を認めている。 逮捕容疑は昨年7月17日、羽島郡岐南町のホテルで、県内在住の少女が16歳未満と知りながら性交し、その様子をスマートフォンで撮影した疑い。 同課によると、容疑者は昨年4月に県警に採用された。警察学校を卒業後、同9月に各務原署に配属され、地域課員として交番勤務をしていた。犯行当日は祝日のため一時的に学校から帰宅していた。少女と会ったのはこの日が初めてで、面識はなかったという。 今年9月23日、容疑者のプライベートな行為で県警に相談が寄せられ、容疑者のスマホを確認したところ性交などの様子を撮影した動画が見つかった。 後藤達網首席監察官は「警察官としてあってはならない言語道断の行為で、極めて遺憾。被害者、関係者、県民の皆さまに対し深くおわび申し上げる」と述べた。今後、処分を検討している。
岐阜新聞社