2024年、最も記憶に残ったジュエリールックBEST5
2024年を振り返ると、明確に見えてくることがひとつある――それは、今年はジュエリー界にとって輝かしい年だったということ。 【写真】パールは最強ジュエリー!ロイヤル&セレブのアイテム別パール使い徹底調査 レッドカーペットには、大ぶりで存在感たっぷりなものから控えめで繊細なものまでさまざまなスタイルが登場。おしゃれセレブたちは明確な意図のもと一つひとつのジュエリーを身につけ、そのデザインの秀逸さやストーリーを視覚的に世界に伝えることに成功した。そしてその結果、素晴らしい瞬間がたくさん生まれた。 ここでは、2024年最も記憶に残ったジュエリーモーメントを一挙に振り返り! Translation: Masayo Fukaya From TOWN&COUNTRY
デミ・ムーア@メットガラ
デミがこの日選んだのは、プラチナとダイヤモンド、エメラルドを用いた「カルティエ」のゴージャスなネックレスとイヤリング。当時まだ発売前だったため、ここでのお披露目が世界初となったそう。 ジュエリーに負けない大胆なドレスは、ヴィンテージの壁紙にインスパイアされた「ハリス リード」のもの。
アニャ・テイラー=ジョイ@アカデミー賞授賞式
アカデミー賞授賞式にアニャがチョイスしたのは、アンバサダーを務める「ティファニー」のジュエリーと、「ジャガー・ルクルト」のウォッチ“101レーヌ”。華奢でブレスレットのようなデザインながら、確かな存在感を放っていた。
シャーリーズ・セロン@アカデミー賞授賞式
ホワイトゴールドにダイヤモンドをあしらった「ブシュロン」のチョーカーとネックレス、ブレスレット、リングを重ねづけし、神話の女神のような佇まいだったシャーリーズ。このルックは、多くのジュエリー好きをインスパイアしたはず。
ジュリアン・ムーア@ゴールデン・グローブ賞授賞式
ゴールデン・グローブ賞の授賞式のためにジュリアンがセレクトしたのは、「カルティエ」を代表するクラシックなジュエリーのセット。ジュリアンがもつソフトな雰囲気と、ボッテガ・ヴェネタの真紅のドレスとの相性も抜群だった。
コールマン・ドミンゴ@アカデミー賞授賞式
最も注目すべきスタイリッシュな男性セレブのひとり、コールマンは、ブローチをつけた蝶ネクタイ、「デヴィッド・ヤーマン」のジュエリー、「オメガ」のウォッチでこの日のルックをさらに輝かせた。 なかでも最も印象的だったのは、彼が授賞式シーズン中にずっと身につけていた左小指のピンキーリング。これは、彼が映画『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』で演じた公民権運動家バイヤード・ラスティンがかつて実際に所有していたもので、ラスティンのパートナーであるウォルター・ネーグルからの贈り物だという。