大谷2戦連発の39号 カーブをとらえた一打に指揮官「この打席のクオリティーが好きだ」
◇MLB ドジャース 2-1 カージナルス(日本時間19日、ブッシュ・スタジアム) 【画像】ドジャース対カージナルスの試合前に、笑顔で会話を交わす大谷選手とヌートバー選手 ドジャースの大谷翔平選手はカージナルス戦で勝利に導く39号本塁打を記録。ロバーツ監督もご機嫌の様子で打撃を振り返りました。 両者無得点で迎えた5回、大谷選手は右腕ソニー・グレイ投手が投じた初球のカーブとらえ、右中間の相手ブルペンへ飛び込む一発。打球速度は約182.6キロ(113.5マイル)、飛距離約120.7メートル(396フィート)の弾丸ライナーのアーチでした。 この日、安打はこの一本のみで、5打数1安打、打率.290へ。8月の月間打率.174と苦しんでいますが、復調を告げるように2試合連続の一発。本塁打王争いは2位に3本差をつけました。 前日の試合で大谷選手は「構えている段階でいい未来があまり見えていない感じ。打ったと思ったボールが空振りしたり、ファウルになっている状態があまり良くないと思う」と自身の打撃について言及。 それでも変化球をうまくとらえたこの日の打撃に指揮官は、「彼はストライクゾーンをうまくコントロールしている。今日も昨日も中に入ってくるカーブをラインドライブで本塁打にした。私はこの打席のクオリティーが好きだ。左投手の外角へのストライク(7回の三振)はタフだったが、翔平はいいプレーをしている」とうなずきました。